糖尿病・内分泌内科(改定案)
概要・特色
当科は医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師を中心にチーム医療を実践し、糖尿病教育入院や糖尿病教室、インスリン自己注射や自己血糖測定の指導等、患者さんへの診療や教育を行っております。
生活習慣病の治療において食事療法、運動療法は大変重要です。当院では管理栄養士が365日休診日を問わずフォローいたします。また、外来診察の待ち時間を利用して、診察前に食事記録をもとに患者さん個人にあった食事指導を行っております。糖尿病教室では、毎回低カロリーの手作りおやつの紹介をし、実際に試食をしていただけます。
近年においては、糖尿病による足のトラブルをもった患者さんが増加しております。具体的には末梢神経障害、血流障害等があり、それらの進行により怪我や火傷に気づかないことが多くまた、いったんできてしまった傷は治りにくくなってしまいます。そのために、日頃の足の手入れと観察、変化が生じた際の早期治療は非常に重要です。そこで、平成21年4月より「フットケア外来」を開設いたしました。足のトラブルの重症化を予防するために簡易神経学的検査から爪きり、爪やすりがけ、足浴、マッサージ等をフットケア研修を修了した専門の看護師が対応いたします。
また、平成24年4月より、腎症Ⅱ期以上の患者さんに対し、糖尿病透析予防を行っており、平成27年現在200名以上の方に指導を行っています。
他にも、患者さん同士の情報交換や親睦を深めること、糖尿病に対する正しい知識の普及と生活の向上のために、糖尿病患者会「あざみ会」を組織し活動しております。
病診連携について
当院糖尿病・内分泌内科では、患者さんの負担軽減と、スムーズな受診、的確な治療を目的に、包括的で一貫性ある医療サービスを患者さんに提供する、病診連携を推奨しております。
病状が落ち着いている場合には、かかりつけ医の先生に普段は診ていただき、半年あるいは1年に1回程度、当院を受診していただき、経過を診させていただきます。
※受診の際は紹介状をお持ちください。
患者さんのメリット
・病院と診療所(クリニック)が連携することで、通院の負担を考慮してかかりつけ医を選ぶことができます。
・情報共有によって同じ検査を行わずに済む、診療時間が短縮されるなど、円滑な受診にもつながります。
※症状が悪化してきた場合や、緊急の場合には、かかりつけ医の先生を通じて当院を受診することが可能です。

リブレ・デクスコムG7取扱い医療機関
今後随時更新を予定しております。
お近くのかかりつけ医にお取り扱いの確認もさせていただきます。また、お住いの近隣で対応可能な医療機関もお調べしてご案内をさせていただきますので、ご要望の際は地域連携室までご連絡ください。
東邦病院 地域連携室 0277-76-1027(地域連携室直通)
糖尿・甲状腺内科診療実績 (2022年度)
糖尿・甲状腺内科 | 件数 |
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糖尿病注射製剤(インスリン・GLP1・GIP)治療患者数 | 954名 |
インスリンポンプ治療患者数 | 19名 |
糖尿病合併症管理料(フットケア) | 168件 |
糖尿病透析予防指導管理料 | 216件 |
外来担当表
診療科 | 受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 (第2・4休診) |
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内科(一般内科) | 8:30〜 11:30 |
吉岡誠之 (糖尿病・ 内分泌) |
堀口和彦 (糖尿病・ 内分泌) |
齋尾友希江 (糖尿病・リウマチ) |
吉岡誠之 (糖尿病・ 内分泌) |
秋山仁 (糖尿病・ 内分泌) |
山田英二郎 第1) |
齋尾友希江 (糖尿病・ リウマチ) |
松尾明大 (一般内科) |
吉野聡 (糖尿病・ 内分泌 第3・5) |
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糖尿病・内分泌 内科 |
1:00〜 4:00 |
吉野聡 | 吉岡誠之 | 阿部聡子 第2~5 1:00 ~ 4:00 |
吉岡誠之 1:30 ~ 4:00 |
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高橋洋樹 1:00 ~ 4:00 |
山田正信 第2 2:00 ~ 3:30 |
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糖尿・リウマチ | 1:00〜 4:00 |
齋尾友希江 | 齋尾友希江 | 齋尾友希江 |
医師紹介
吉岡 誠之(よしおか まさゆき)
- 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
- 日本内分泌学会 内分泌専門医
- 日本内科学会 認定内科医
松尾 明大(まつお あきひろ)
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本医師会 認定産業医